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思うは招く

ソフトウェアデザイン2020年6月号を読んだ感想

ソフトウェアデザイン2020年6月号を買った。プログラミング関連書籍は何冊も買っているが、雑誌を買うのは初めてだ。

お目当ては、「プロを目指す人のためのRuby入門」著者の伊藤さんが書いた、「テストコードの流儀」を読むため。

読みたかった箇所以外にもおもしろいところがあったので、感想として書き留めておく。

テストコードの流儀

「テストコードの流儀」は3章で構成されている。

  • テストコードの役割
  • テストコードが書けない人への処方箋
  • テストコードのアンチパターン

テストコードの書き方をイチから解説するというよりは、「テストコードを書くときの考え方」についての解説が中心になっている。

テストコードをなぜ書いたほうがいいのか?なぜ書けないのか?こんな書き方をしちゃダメだよ!

といった、初心者がまず根本から理解しておかなければいけない事柄が網羅されている。

僕は「テストコードを書くべきなのは知ってるけど、実際にどんな感じで書けばいいかわかんないなぁ・・」と思っていたのでドンピシャな内容だった。体系的な解説はありがたい。

RailsでのTDDをもっと知りたくなった。

初心者〜中級者向けの雑誌?

ソフトウェアデザインを読んでいて気づいたのは、全体的にやさしく説明されている点。イラストも積極的に使われているので、直感的にわかりやすい。こういったプログラミング雑誌は専門用語ばかりでとっつきにくい印象があったが、意外とそうでもなかったのは発見だ。

「何度も繰り返す処理は for などのループ処理を使おう」などとマンガで解説されているページもあり、相当な初心者でも興味を持てるように構成されている。

他にも、「仮想マシンとコンテナの違い」がわかりやすく解説されていたり、みんな憧れる(?)vimの使い方が説明されている。VSCodeの新機能が解説されているのもありがたい(アップデートが早すぎるので新機能をキャッチアップできてない)

RustやARアプリやGOなどいろんな技術が紹介されているので、新たな発見もできて良い刺激になる雑誌だと思った。