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【読書メモ】よく眠るための科学が教える10の秘密

読んだ本

  • よく眠るための科学が教える10の秘密
  • リチャード・ワイズマン

睡眠不足は体にとても悪い。集中力や学習効率が下がり、寿命が縮む。

思春期の子どもは生物学的に夜型になり、睡眠時間が長くなる。寝る時間は3時間後ろにずれ、10時間くらい眠るのが普通。

ほとんどの成人は8時間前後の睡眠が必要。短眠でもOKという人がいるが、それは遺伝子的に決まっていること。長時間睡眠タイプの人が、訓練で短眠になることはできない。

人間の脳は、午後3時頃に覚醒レベルがもっとも落ちる。この時間帯は昼寝をしたほうがいい。午後4時頃から覚醒レベルが上がり始め、9時から下がり始める。朝6時頃から再び上がる。

よく眠るための方法

暗闇を確保する。アイマスクを使うのもあり。強い光を寝る前に浴びない。

騒音にはホワイトノイズで対処する。ホワイトノイズとは、波の音や、テレビの砂嵐の「ザー」という音のこと。人間が騒音と感じる種類の音をかき消してくれる。勉強中のBGMとしても良い。

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個人的に雨の音を聞くと落ち着く。

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寝室を眠るためだけの部屋にする。寝室にスマホを持ち込まない。ベッドに入ったらすぐに寝る。

昼寝を短くする。長くても20分までにする。

日中に運動する。体が疲れていたほうが眠りやすい。

頭を使う。慣れない環境に遭遇したときに脳は疲れる。見たことのない風景や音に囲まれるのがいい。

眠れない場合はメモに不安に思っていることや課題を最低3つ書き、それに対する解決策を書き出す。こうすると脳内から不安が取り出されるので眠りやすい。