バーンダウンチャートってなんだ?
こんなやつ。
使い方はあとから説明するとして、この記事は「バーンダウンチャートを使ってプログラミングの勉強の進捗管理をしてみたら、意外と良かった」というお話です。
とりいれるきっかけになったのは、以前にバズっていた以下の記事。
バーンダウンチャートで子どもの夏休みの宿題を「マネジメント」した話 | Backlogブログ
これをたまたま久しぶりに読んで、「これ、自分の勉強にも取り入れてみよっかな〜」と、軽いノリでやってみました。
なぜバーンダウンチャートを取り入れたのか?
モチベーション管理に苦労していたわけではありません。
新型コロナの影響で、在宅ワークをしながら子どもを見なければならず、時間管理がむずかしくなっていました。
学習効果は必ずしも時間に比例するわけではありませんが、未経験の分野だと質より量が大事な時期もあると思います。今はまさにその時期なんですね。
「1日に〜時間やるぞ!」と決めていても、子どもが書斎に入ってきて「わーわー」叫び散らかし、いつの間にか公園でシャボン玉を一緒に吹いてたりします。
そこで、「日ごと」ではなく、「週ごと」で勉強時間を管理することにしました。
どうやったのか?
私自身、バーンダウンチャートを使った経験がなかったので、さきほど紹介した記事をそのまま真似させてもらいました。
具体的には、「1週間に30時間勉強する」と決めて、2週間のバーンダウンチャートを作りました。
実際に作った表はこちら。(実際には15日ありますがツッコまないでください)
1時間勉強したら、枠を1つ塗りつぶします。5時間ごとに区切っています。
詳しくは紹介した記事を読んでいただきたいのですが、塗りつぶしたブロックが、この赤い線よりも右側にいたら「進捗が遅れてる」ことを意味します。
逆に、塗りつぶしたブロックが線よりも左側にいれば、「早めに進んでる」ということです。常に左側で進むのが理想ですね。
メリット
バーンダウンチャートを2週間使って感じたメリットです。
パッと見て進捗がわかる
これが最大のメリットです。
線の右側にいたら「やべぇぇぇ、めっちゃ遅れてるやんけ・・・!今週はこの日の勉強時間を増やさないと〜💦」と、調整できたりします。
遅れを取り戻した後↓
「うわ、今日あまり時間取れなかったな〜」と思っても、チャートを見て「まぁこの線の左にいるからいいか〜よしよし😁」という心の余裕が生まれます。
進捗が「 パッと見て」直感的にわかるって、大事なんだなと思いました。
モチベーションが上がった
バーンダウンチャートを使うと、さらにモチベーションが上がりました。「なんとかこの線の下で2週間終えてやるぞ!」という、謎のやる気が湧きました。
モチベーションはあるほうだと思っていたのですが、これは驚きの発見でした。
費用は20円
スプレッドシートで表をつくり、セブンイレブンのネットプリントに登録して20円で印刷できます。費用はこれだけ!
うちにはプリンターがないのでコンビニへ行きましたが、家にプリンターがあるなら、費用はほぼゼロに近づくのではないでしょうか。
デメリット
プリントしにいくのが面倒
これはうちにプリンターがないからなのですが、表を作り、コンビニまでプリントしにいくのはやはり面倒ですね。かといって年に数回しか使わないプリンターを買う気にもなれないし…。
時間以外でどう評価するのか
デメリットというか、僕自身が「時間以外を評価指標として使えていない」って感じです。
今回は単純に、勉強時間を指標にしました。しかし、実際には「これをここまでに終える」といった、タスクごとの管理が必要になることもあるでしょう。タスクはひとつではないでしょうし、そんなときはどうしたらいいのかなーと考えちゃいます。
使うときのコツ
バーンダウンチャートをプリントアウトしたら、バインダにセットして、常に机の上に置いておくのがオススメです。こうすることで、自分の脳みそに進捗を意識させるようにします。
僕は物を忘れやすいので、これは重要なポイントでした。
ちなみに、斜め線はペンで引いてます。
まとめ
プログラミングだけじゃなく、いろんな勉強にも使えます。
それこそ、子どもが大きくなったら、長期休みの課題をバーンダウンチャートを使ってマネジメントできそうだなーと思いました。